遥奏多さま、レビューありがとうございます。 言及してくださっている通り、本作はまさに「思い通りにいかない現実の理不尽さ」がテーマの一つでした。 【ちゃんと自分で前を向いて生きていけるようになる。そういう意味では、きっとこの物語はハッピーエンドなんだ】 【かつて思い描いた未来ではなくても、今ある幸せを否定する理由にはならない。今ある幸せは、過去の幸せな記憶があるからこそ築けたもの】 この部分に、思わず涙が出そうになりました。私自身、本作はどちらかと言えばバッドエンドだと思っておりました。伊原とななを一緒にしてあげられなかったことに、負い目も感じていました。 けれど、ななはあの頃より成長した
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