箱庭に対する、レビューではない感想、続き 結末が「ハーフビターエンド」(こんな言葉あるのか?)で終わっています。 切ないラスト、とても良いと思います。 実は私が「勝手に想像していた裏話」として、 実は「伊原」&「多香子」エンドを想像(妄想)していました。 …書いていいのかな…書いちゃえ。 〇高校卒業後の就職先で、伊原と多香子は実は交流があり(同じ工場の日勤と夜勤とか)、  ちょくちょく話はする程度の関係になっていた。 (伊原君、あんまりその辺はこだわりはなさそうだし) 〇暴力親父が来た時に、実は多香子のアドバイスで逃げる先も準備できていた。 (姿消すのが、手際よすぎ、と感じたも
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1世界観 10年前を設定。 舞台は、とある高校(東京以外)、男女共学。 学校のレベルについて。 これは学校のレベルで、人間のレベル=人物像 もある程度決まってくるた、推測。 (不自然さが有るか無いか) 現在の「なな」の生活からある程度収入を得られる仕事をしていると推定。 (彼と同居とはいえ、ペットOK物件にて、ペット飼いで生活、彼の仕事上がりを待ちつつ料理をしている) このことから、 東京のある程度レベルの大学に進学→ 電車通勤を選択する程度の都市の、ある程度の収入のある就職先&就職先はブラックではない、 と考察。 となると、同じクラスに最低でも2名の就職組がいるのは? (「伊原
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2人物考察 〇若葉 まずは、なんと「若葉」ちゃんからです。 理由は…幸せな未来が一番想像できなかったからです。 多香子の幼馴染、んで なな に対するゲームを止めなかった=ストレス解消になるなら良いか… というところから、 かなり多香子に対する扱いが「甘い」です。 何か理由があるのだろうと勝手に推測していますが、小さい頃は庇ってもらっていたが、高校では若干立場が変わり、 母親面(若葉ちゃんファンの方、ごめんなさい)できるようになり、いっそう離れづらくなった? だけど、少なくとも、優等生とみられているなら、ゲームや動画の件はやめさせるべきでは? なな への謝罪のシーンも、本人も反省し
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〇多香子 実は本作で一番お気に入りのキャラです。 なな に対して意地悪なゲームを強要してきます。でも、色々気遣いも見せていたりで、 いわゆる「ボスママ」の条件に当てはまりそうなキャラですね。 こういう我の強いキャラは、ある程度裕福もしくはビンボー人でないと生まれにくく、 若葉からの関係性を鑑みて、ある程度の家庭環境にあったのでは、と推測しています。 進学を希望していた→すぐにでも就職希望、の裏に何があったのか? 自分に(ある程度)原因のある、両親の不和からの離婚に責任を感じ、下の子供たちも幼いことから、 就職を希望するようになった、と妄想しております。 (んでもって、社会に出て
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〇新堂君 実は、私には一番よく分からないキャラです。 伊原君の友達…。どこで友達になったか不明だけど、 (私には理由は分からないけど)常に伊原君を思っている。 最初「BL系」キャラと思っていました。マジで。 だって伊原がいなくなった後の なな の魅力に落ちないし、女性不信拗らせてそうだし。 ミステリアスな雰囲気で女性に人気があるけど愛想を振りまかないタイプって 小さいころから女の子に無責任に好意を寄せられてひどい目にあい、 女性不信になった、と言いうところまでは、読めますが、 そういう人間って、他人を拒絶する傾向が強いので、伊原君に絡む理由が読めない。 何かしらの設定がありそ
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〇伊原君 ヒロイン役。男の子なんですが「ヒーロー」は感じないので。 伊原君のファンの方、怒らないでね。 先ず、なんでこの学校へ入ったんだろう?就職の際に有利になる? 劣等感は有るが、それに引きずられていない(あきらめている)、という人間。 よく言えば「人間が出来ている」、悪く言えば「おわった人間」かな。 スマホなどを持っていない事を「素」でなんで?と言っちゃう。 (ガラケーもないんですよね…) どこかずれている点などから、 「優しさ」に見える点は実は「無頓着さ」からくるものでは? と疑っています。 (それはそれで、 なな のように追い詰められた人間には有難いでしょうが)
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〇なな  トリは なな ちゃんです。 こちらもそうですが、なな ちゃんのファンの方、怒らないでね。 伊原に対して「一生分の恋」をしてしまった、女の子。 先ず、人間関係構築は下手そう。 前述の家庭環境から、満足なコミュニケーションが育まれず、 優秀な姉の前で引っ込み思案に育っていった為、と思われます。 人間関係がうまくいかないため、今いるグループにいつづけることに必死になる、 「いじめれらっ子になりやすい状況」でした。 その為「ボスママ 多香子」の言うなりにゲームをしてしまう、という始まりでした。 様々な出会いや発生した事案から、「自分」をしっかりと持てるように成長します。
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〇オマケ「彼」(蛍の光、部分です) ホントのホントに、チョイっとしか出てこない、現在の なな さんの「彼」。 テレビのゴールデンタイム付近に食事が食べられる環境にある、幸せ者。 なんとなくだが、仕事もよい所に勤めていそう(世界観より)。 犬に好かれるキャラは「誠実」なイメージを感じています。 (逆に猫に好かれるキャラは、ちょっと危険なタラシ系って感じで) でも、なな さんの事を深く踏み込めていない、 今の関係で満足してしまっている、物足りなさもうかがえます。 「彼」は なな さんと結ばれるのか? 頑張って下さい。
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② 読み手の方々よって、「ハッピーエンド」、「バッドエンド」、「メリーバッドエンド」と称していただくことはありましたが、「ハーフビターエンド」は初めてです。綺麗な響きですね…! 「伊原」&「多香子」エンド、驚きました。ワクワクしながら読ませていただきました。 自分の作った作品をそこまで楽しんでいただけるなんて、作者冥利に尽きます。ありがとうこざいます。 【〇高校卒業後の就職先で、伊原と多香子は実は交流】 多香子と工場は似合わなそうだなと思いましたが、確かに多香子の家は裕福ではない、かつ就職組ということを考えれば、大いにあり得ますね。 伊原は根に持つタイプではないので、ななに罰ゲームを実行さ
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③ 学校は、千葉、神奈川、埼玉あたりを想定していました。 (曖昧で申し訳ないです) も、もの凄い考察力ですね…!! 作者がそこまで考えられておらず、申し訳ない気持ちでいっぱいです。 本作を余すことなくお楽しみいただき、本当にありがとうございます。 自作品の中で、ななは一番自分を投影したキャラクターでした。 箱庭が処女作ということもあり、自分に似たキャラしか具体的な描写ができなかった、という情けない経緯もあります。 それなりの大学を出て、ブラックではない会社に就職。普通に暮らしていけるだけの収入がある、というのも、自分の境遇から設定しています。 【ななが閉塞感を感じているのは、 ①少なくと
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④ <若葉について> 鋭い考察をありがとうございます。 以下、若葉に対する私の解釈を述べます。 (あくまで一つの意見としてスルーしてください) 若葉は他人への関心や共感性が低く、どちらかといえば冷たい性格です。 学校生活でも一人で平気なタイプですが、多香子と家が近く、幼い頃から遊んでいた関係で、小中高と一緒にいます。多香子のことは大切にしていますが、それ以外はどうでもいいと考えています。 幼い頃は多香子に勉強を教えたりして、むしろ多香子を引っ張っていました。多香子も若葉には心を許し、甘えていました。しかし、多香子の両親が離婚し、若葉の力では多香子を救うことができなくなりました。 それゆえ
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