Mwada

私の考察
最初に 箱庭に対する、レビューではない感想 「カクヨム」のレビューって「これを読んだら私も読みたくなった」と思わせるための文章なので、 ここに書く内容はそこには書けない、&応援コメントにもかけないものです。 こういう文書をリクエストいただきまして有難うございます。 めっちゃ長いです。 「甘い海」のレビューにて青のキカさんへ「キャラ立ての優しさ」と表現しました。 うーん、今から考えると、表現の仕方間違えていますね。 この作品から感じた、「あ、他の人の作品とは違うな」という点の最大のポイントが、 「グループ破局後の身の振り方が、すごくリアル」なところです。 ざまぁ系のラブコメ展開だと、主人公に意地悪をした相手って、たいてい破滅しますよね。 これは「水戸黄門を見て悪人が退治されることに満足感を感じる」のと同じことと考えています。 ですが、「愛の箱庭」の4人は「多香子」と「若葉」がそのまま同じグループ。 (カーストの変化はあるかもしれませんが) 「遥」がカーストの落ちるグループへ。 「なな」は一人でも平気(=ぼっち化、ただし本人が希望)。 この各キャラの扱いを、「優しさ=破滅させなかった」と書いてしまいました。 重なりますが、この辺が他のネット作家の恋愛小説とは違う点です。 また、グループ破局後の「なな」さんは、とても凛々しくて、好感が持てる女の子に成長しました。 こういった主人公の成長が、物語に厚みを加えていると感じます。 ただし、社会人になって、彼と同棲?までしていながら「結婚」という結論に踏み込めないあたり、 過去を引きずり過ぎ、と傍から見るとちょっとイラっとするのかな。 一方、「伊原」君は、登場時から「出来た人」の為、あまり成長はしていないですが、 迷惑をかけたくない、という気持ちからか、姿を消す(ひょっとして神堂君は知っているかもしれないですが)ところは、 「大事な人が出来ることによる人間的な成長」は、なかったのか?という疑問を感じてしまいました。 (これがこの後の妄想につながります) 結果、みんなちょっとづつ傷を負っていますね。 (僕たちの失敗、なんて言葉が浮かんできます) 「青春のストーリー」として、はまってしまいました。
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箱庭に対する、レビューではない感想、続き 結末が「ハーフビターエンド」(こんな言葉あるのか?)で終わっています。 切ないラスト、とても良いと思います。 実は私が「勝手に想像していた裏話」として、 実は「伊原」&「多香子」エンドを想像(妄想)していました。 …書いていいのかな…書いちゃえ。 〇高校卒業後の就職先で、伊原と多香子は実は交流があり(同じ工場の日勤と夜勤とか)、  ちょくちょく話はする程度の関係になっていた。 (伊原君、あんまりその辺はこだわりはなさそうだし) 〇暴力親父が来た時に、実は多香子のアドバイスで逃げる先も準備できていた。 (姿消すのが、手際よすぎ、と感じたも
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1世界観 10年前を設定。 舞台は、とある高校(東京以外)、男女共学。 学校のレベルについて。 これは学校のレベルで、人間のレベル=人物像 もある程度決まってくるた、推測。 (不自然さが有るか無いか) 現在の「なな」の生活からある程度収入を得られる仕事をしていると推定。 (彼と同居とはいえ、ペットOK物件にて、ペット飼いで生活、彼の仕事上がりを待ちつつ料理をしている) このことから、 東京のある程度レベルの大学に進学→ 電車通勤を選択する程度の都市の、ある程度の収入のある就職先&就職先はブラックではない、 と考察。 となると、同じクラスに最低でも2名の就職組がいるのは? (「伊原
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① 和田さん、レビューありがとうございます。 【グループ破局後の身の振り方が、すごくリアル】 そんなに細かいところまで着目してくださり、嬉しいです。 自作品の共通点は「現実の厳しさ」だと考えており、私が小説を書く上で一番大切にしているのは、リアリティなのかもしれません。 現実だと勧善懲悪ってなかなか無いと思うので……。 エンタメ性の高い作品ではないため、小説に夢や希望やワクワクを求めている読者さまにはハマらないかもしれないのですが、やっぱり譲れないこだわりなのだと思います。 【過去を引きずり過ぎ、と傍から見るとちょっとイラっとするのかな】 男性観点の貴重なご意見、とても勉強になります。あり
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