【わずか8000字弱の中に、女子の夢がぎゅっと詰まった甘々ホラー!】 この話はホラーなのですが、恋愛のムードもあります。というのも、ホラーの対象である存在(水の宮)が、「美少年のルックスで、俺様ドSで、ほどよくヤンデレ感のある一途で、不老不死な神」という、魅力的なキャラクター。 主人公・加奈子は冒頭、「裏山の滝には行ってはいけない」と言われる。神話や民話でも親しみ深いこの「見るなのタブー」を用いることにより、あーこれ、絶対滝に行くやつ。と、この話がどう転がるかを、早い時点で理解できる。読者は、もうお話について行きさえすればいい、って思えて、安心感とワクワク感を抱きやすい印象です。 さらに
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