忌憚ない意見でお話しします。応募することに意味ありというならどちらに応募しても差し支えない方思います。入賞を考えているという前提でお話しします。まず「現代」は最初から難しいと思います。ポプラ社ということになりますが、それには全面改稿が必要かと思います。エンターテイメントを募集しているので、倉橋のような文学作品をじっくり読むことも出来る読者は対象にしていません。何も考えなくてもスイスイ読める読者が受け身の作品です。先頃書かれたひとつの恋の終わりと新しい恋の始まりを描いた短編が典型となります。この作品をひとつの出発点として改めて読み返したら如何かと思います。  本来だと氷室冴子の賞ですと改稿の必
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いつも本当に率直なご意見ありがとうございます。 なるほどですね。 恋の逆転勝利はライト文芸を少し勉強して寄せています。昨今求められているものがそちらなら、作者もそちらに依るべきなのでしょうか。 公募に出そうと思うたびにジャンルが合わず取りやめてしまっています。エブリスタが唯一の公募先とでもいいましょうか……それですらジャンル違いや作風のせいで応募できずが概ねです。 「カラフェの中でぷかぷかと」はライト文芸にジャンル棲みできますか?
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 ライト文芸は基本的に難しいジャンルです。エブで、純文学系の作品を書く中高年の男性がライトに書いたと宣言した作品は、老人向けの作品でした。若者を書くよりは五十代〜七十代を主人公にした方が良い作風でした。  未知乃さんの作品はその点では若者を主人公にした青春純文学として本当に楽しめますが、エンターテイメントを応募作品の条件にされた場合、エンターテイメントやライト文芸の読者にはレベルが高くて難しいかと思います。  基本的に今まで書かれた長編は、僕の読後感では、改稿しなければライト文芸にはならないかと思います。ただ本が売れない現在、未知乃さんの作品を新しい流れにしようと考える審査員もいるかもしれませ
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 ライトというのなら何も考えずにストーリーがどんどん頭に入るかどうかが基本かと思います。僕のように文学もエンターテイメントも普通に読める読者、つまり松本清張と横溝正史を両方読む人間はあまり多くはいないかと思っています。
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 それから『恋の逆転勝利』は長編の可能性がある作品ですね。これから先の展開を大きく期待出来るからです。
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 最後になりますが、未知乃さんの話を聞いて、僕も二十歳〜二十四歳の知人の娘さんたちに少し話を聞きました。高校の図書室には大江健三郎や村上春樹、村上龍など純文学の作品も多く並んでいた。だから読んでいる同年代の子はいると思うけれど、どのくらいかというと分からない。私は読まないということでした。
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とてもわかりやすいご助言ありがとうございます。なるほど……もはやライト文芸が世の主流となっているのですね。本屋に勉強しに立ち読みに行くことがありますが、さくっと読めて中身もある、それが小説なのでしょう。そこから察するに読者の読解力も低くないわけではないのかと思いました。少し自分の描く作品に関して考えてみます。書けないと思うなら筆を折るしかないのかもしれませんが、もがいてみようと思います。 倉橋さん、いつも本当にありがとうございます。
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 未知乃さんなら出来ます。二十歳前後でも読めることを目標に少し手を入れれば大丈夫です。分かりやすく書くことは素晴らしいことです。
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わかりました!ありがとうございます。わかりやすく、気をつけてみます。新作、書いているところです。楽しみにお待ちいただければ嬉しいです。
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