こんにちは。 美輪神さんの小説はノワール調をイメージをしていたので、 「おじいちゃんと犬」を読んで、少し驚きました。犬を飼うことことになった経緯でクスリと笑い、その後、犬のお散歩を通しておじいちゃんのミステリアスな部分が少しずつ炙り出されていくシーンで、心が温かくなっていくのを感じました。主人公の女の子も心が成長したのですね。信子が信子の名に最後まで不満を持つところにも笑えました。とても良かったです。 ありがとうございました。
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阿賀野さん、ご丁寧なご感想をありがとうございます。 ご推察のとおり、ノワールな人間のドロドロした感じが好きです。今月末に公開する北野武さんの「首」が待ち遠しくて 笑 ぼくは谷村新司さんのファンなのに、昨年のソロライブに行かなかったことを、とても悔やみました。 その気持ちを、おじいちゃんが存命中に色々と出来ることがあったのにと悔やむ信子の気持ちに重ねて本作を書きました。 こうした気持ちも、ドロドロした黒い怨念も人の心が生み出すもので、どちらも広義のエンタメだと捉えています。 こちらこそ、お読み頂き、ご丁寧なご感想まで頂いて、本当にありがとうございました。
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