感想(後半) 次にキャラ。 主要人物三人はかなり丁寧に書き込まれていて好感が持てました。三人というのも良いですね。序盤でわんさか人物が出てくると混乱するし、一人一人の識別が面倒になってくる。 人物名が割と似通っていて、もう少し区別しやすい名前の方が良かったかもしれない、と思って少し調べてみたんですが、古代ローマの人名ってみんなこんな感じなんですね笑。命名にかなり厳格で面倒くさいルールがあるということも知りました。勉強になりました笑 しいて言うなら、三人揃って好い人すぎるかな、と少し思いましたが、これは私個人の好みの部分が大きいのであまり気にしなくていいです。ただ、魅力的な悪役が居ると物語に厚
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初めまして、春紫苑と申します。かなり長文の感想、ありがとうございます。嬉しくてすでに何度も読み返しております。 女性視点一人称の小説って、昨今あまり見ないかもしれませんね。かつてはティーンズハートだとか、中高生用の恋愛小説などでは見かけました。 ファンタジー小説だとフォーチュンクエスト辺りが有名かもしれませんが、私の文体はかなり主人公の思考や口調に寄せてあるので、また独特かもしれません。 男性には馴染みがないであろう女性視点の一人称小説をなぜ読もうと思っていただけたのか、ちょっと理由を聞いてみたいなと思いつつ、お返事タイムです。 こちらの物語は、同人誌として紙書籍化しようと準備していたものに
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拙い感想にお返事ありがとうございます。 自分が適正読者とは思えないこの作品に感想を書いた理由は主に二つです。 私はファンタジーを主に書いていますが、Web上に氾濫する昨今のファンタジー小説は見るに堪えない作品が多い。 転生、チート、最強、魔王に勇者。どこかから借りてきたような設定に、オリジナリティの欠片もないキャラとストーリー、そして文章はと言えば中学生の作文レベル。 そういう作品が人気になり、もてはやされている。この状況を無垢な中学生が見れば、これくらいなら自分にも書ける、オレも作家になれるじゃん、と勘違いしてしまう。そして勘違いしてしまった中学生が更に見るに堪えない作品を増やしていく。
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分かります。まるで共通設定のような内容で物語を作らないとバズらないとまで言われますよね。実際私もその言葉を浴びてきた身です。 でも私が子供の頃ワクワクしながら読んだ物語は、どれも違う世界で、異なる目的を持って生活している人々を描いてました。 はじめは少し難しくても、世界の中に入れた瞬間、今まで味わったことのなかった物凄い経験を我が事のように体感できる素晴らしいものでした。 読み終わった時の感動や達成感、そして読み終わってしまった喪失感……。最近の物語は、この喪失感がないものが多い気がしています。 一巻や三巻で打ち切られてしまうことが多いラノベ業界では、何冊にも渡って綴られるような物語を作ること
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