鷲嶺さんの筆力は、私の中で書籍化は揺るがないレベルだけど、どこかでふわっと抜けてしまうぶん、作品の中に自ら落とし穴を作っている印象。 それはきっと『迷い』なんだと思う。 だからこそ、序盤で一気に逃げる逃げ馬のスタートダッシュで書き切った方がイイ。 でもそのかわり、推敲は執筆時間の二倍はやるコト。 これで劇的なフォーム改善がなされ、プロへの道が近づいてくる。 今、鷲嶺さんは臥龍の状態で、いつでもチャンスが噛み合えば飛べるハズ。 でも、作家として商業価値を突きつけられると短命になっちゃう。 だから今のうちに持ち前の美文を活かした一文の構成に磨きをかける。そうしたら、そもそもの純文学の血が、美しい文
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