私は訳あって結婚、子を持つ、という道を完全に放棄している人間です。 そのことで家族との軋轢もありましたが、今は父もそのことを容認しているので。みにつまされる話と思いました。
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そして、同性パートナーの養子縁組等の問題について。 「そのような家庭で育った子はそれによる他の子との違いから悩むことになるのではないか」 という指摘について、そのことへの心配は、確かに全くないと言えば嘘になります。 しかし、「幼少の頃はどこの家もそうだと思っていて、しかしそうでないとわかった」時のショックが大きいことから問題が生じる可能性があり。 それについて卑近な例ですが、私は家が自営業だったので父はいつも家で仕事をしていて、幼少のころ「お父さんは会社に行く」という概念がなかった。 そして、ドラえもんやクレヨンしんちゃんを見て、「なんでお父さんは朝出て行って夜帰ってくるんだろう?昼
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結婚や子を持つ選択は、とてもデリケートな問題であって、どんな選択を取るにせよ、誰かに批判されてはいけないものだと思っています。最も尊重されるべきなのはご本人の意思ですよね。 パートナーシップ制度に伴う子供の気持ちについてのお考えにもとても共感致します。 そう。普通の家庭なんて、本来この世には無い。みんな少しづつ違っているし、物心ついたときには両親がおらず、兄弟に育てられたとか、叔父ひとりに育てられたとか、はたまた親の友達に育てられたとか、家庭には無数のカタチがあって、愛情さえ確かならばどれも正しく、尊重されるべきもの。 両親が同性というのも、そのひとつのあり方に過ぎない。 ただ、養子を取る
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はい、養子縁組に関しては極めて慎重な議論が必要と思います。 父もかつては、その仕事場で多くの職人を抱えた、そして長兄の私に跡を継がせるんだっていう昔気質の人でしたが、今は、そういう家に限って私のような事情(私は性別、性自認に男性で、それとは別の事情が複雑に絡み合っているんですが)を抱えた子供が生まれてしまった宿命にただじっと耐えています。 そのためにいずれ仕事場を畳まねばならないことも。 今はその父の背中を見ています。うちは、そういう家なのです。

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