*キャラクターについて*ブレないキャラは大事、だけど構成とのバランスの難しさ。  主人公の独白で突き進むこの作品、軽妙と呼ぶのが正しいでしょう。重い描写を避け、あくまで独り言として作品を進める手法はギャグとしては扱いやすい設計です。しかしこれが戦闘などになってくると途端に難しくなります。そう、格好良くしたいのに、シリアスにしたいのに、ここでバリバリの比喩表現を繰り返したり、心理描写を強くしたり、背景描写を書き込んだり、戦闘描写で動きをつけまくると、今まで売りにしていた読みやすさと軽さが無くなります。作者様も『それじゃ作品の持ち味が無くなりそうだ』と思われているかと思います。さて、これは難し

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