君だけを見ている

初めて感じた母の温もりは、小さな骨壷の中でした――…

理皇

33分 (19,756文字)

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あらすじ

尊き命を繋ぐ音と、 血の塊で出来た肉の感触。 緩やかに壊れていく、 この身体を形成する細胞たち。 薄れていく意識の中で、 ただ君だけを見ていた。 遠くで全てを終わりへと導く 漣が聞こえる。

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