桃紅柳緑伝

動き出した歯車は、その力を失うまで廻り続ける。からからと不穏な音を立てて――。

藤野 郁

ファンタジー 休載中
28分 (16,791文字)

19 243

あらすじ

祖母は言う。 今の人にとって負の遺産と言える激動の時代でも私にとっては最もかけがえのない日々であった、と。 春に、 紅い桃の花が馨る度に 緑の柳の葉が揺れる度に 祖母は過去を振り返るように語る。

タグ

感想・レビュー 0

感想・レビューはまだありません