桜の下で待ち合わせ

見上げると白い花ビラが舞い降りて、するりと私の体を通り抜けた。

しろ

2分 (1,023文字)

1 0

あらすじ

上京した数年前の春に書いた。ダンボールがいくつかあるだけの寒々しい部屋の隅で、紙切れに安っぽい万年筆を走らせた。 《千文字縛り》。具体的な方針は忘れた。大学通りの桜を見てイメージが沸いたんだと思われ

タグ

タグは登録されていません

感想・レビュー 0

感想・レビューはまだありません