失った時が戻ると信じて。

「助けてください」これが始まりの言葉だった。

如月 六花

4分 (1,997文字)

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あらすじ

「助けてください。まだ温かいんです」 早朝のコンビニに駆け込んで来たのは年配の……所謂おばさんだった。 汗なのか涙なのか……顔はひどく濡れていて、助けを求める声は夜に鳴く蚊のように小さくて……

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