砂糖色イデア

座敷牢の窓は開け放たれた儘。家具は雪に染まり、其処には誰も居なかった。

芦葉座ときし

ファンタジー 休載中
15分 (8,922文字)

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あらすじ

      ふらつくように雪が降る。   手を伸ばしても冷たく擦り抜ける結晶は、 過ぎ去った筈の冬のまぼろしか。   誰も居ないサナトリウムで映写機は回り物語す。 傷物のフイルムから幻燈される無音の活

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公開日 2010/12/15