桜詠み

美しい嘘つきと何もない馬鹿のお話

みにゅ

ミステリー 休載中
10分 (5,542文字)

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あらすじ

8月の上旬 私はただぼんやりと外を見つめているだけだった ―誰にも言ってはいけない。― 「ほら、僕をその気にさせてくれるんでしょ?」 甘く苦い線香の香りをあたり

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