ヘヴィノベル

独裁者がいないファシズム、それが日本社会の本質?

菊池川詠人

1時間6分 (39,198文字)

50 418

あらすじ

近未来の日本。 学校教育ではライトノベルをはじめ、 ポップカルチャー作品の鑑賞が義務付けられ 文学作品は青少年に有害な図書の扱いを受けていた。 中3の主人公、松陰翔太とクラスメートの前島美鈴は ふと

感想・レビュー 3

 小説、読ませてもらいました。  自分の少ない読書量のなかでは筒井康隆が一番タイプが近いかなと思いました。  風刺性の強いSFだなと思います。  まず入念に下準備して書いているのは素晴らしいです。
ネタバレあり
1件1件
まずは有り得ないけれどそれほど重くはない奇妙な逆転世界から入る物語は、始めのうちさほど期待ありません。 しかし、読み進めるうちにやがてテーマとなる題材が垣間見え始めてきます。 扱われている題材が重
2件
題名を裏切らない、ヘヴィな読後感。 若い男女の冒険物語のように見えて、作者の強烈なメッセージが心を貫く。
1件1件