薄氷~ウスラビ~

現実と異世界の魂が混在し、二人の自分の記憶を持つことになった者達の甘く切ない恋。

宝月緋穂

11分 (6,091文字)

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あらすじ

 私に出来る事は…ただ一つだけ。 冰月(ひづき)は冬の深まる日、臥御尾(ふしおび)大学付属高校で日常を過ごしていた。 否、少しの非日常が混ざっていた。 人生の中の新たな出会いを果たしたからだ。

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