第1話

サークルイベント代筆(?)作品

紅多朗

11分 (6,230文字)

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あらすじ

蟻は自分との間につながりを運んでくれたと思う。 彼自身を運んだのは私であった。 どこかで彼は頑張っている。それは私が運んでやったからである。 対し、私も気が楽になった。彼と出会ったからである。

目次 ・ 全1エピソード

13ページ

感想・レビュー1

かつて、蟻との攻防について、これほどまでに密に創り上げた作品を読んだことがあるのか?というと、私は、在りません。 夏をテーマに、蟻の話を持ってくるという作者の発想は素直に面白いなと感じました。 また、主人公の主観で話が進み、なかなか思い通りにならない二人(一人と一匹?)の関係は、読んでいて滑稽に感じながらも、滔滔と終焉へと向かう蟻と主人公のストーリーが、作中に出てくる、とある作品の人物の抗えない運命論に準えることにより、独特の作風をさらに強める創り方は、脱帽です。 最後にすとんと、気持ちよく終っており、読後の清涼感がなんとも堪らなく好きな作品でした。

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公開日2013/8/23

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