感想・レビュー一覧 4件

文章のテンポが心地よく、サクサクと読み進められました。 淡々と物語が進むのが、この作品の魅力で、 主人公が自分の状況をものすごく冷静に捉えているのは、 もともと主人公が、全てに無頓着なのだという設定で
夢か現か……胡蝶の夢と、一言で例えれば、そんな感じの小説でした。 何かが移り変わる境、その漠然として概念では表しきれない特異点のようなものをうまく表現されていて、正直イラスト描いた野郎としては、感動
夢なのか現実なのか判然としない、境界線の曖昧な描き方がすごく好きです。こういう中間の読後感を読者に与えるのは容易じゃないので、見習いたいなと思いました! 雰囲気や読後感が素晴らしいのに比べ、文体が
ネタバレあり
言葉の使い方がすごく面白いです。 文も丁寧で自然に綴られていて、スラスラと読めるものでした。 幽体離脱?の心境も分かりやすくて、想像してしまうくらいです。 しかし、「本当に夢オチ?」と、ラストが少
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