両価感情の涙

誰が救われるのかが分からないショートファンタジー。

チェ・イバン

4分 (1,880文字)

1 6

あらすじ

 とても短く、果てしなく長い物語。  運命に弄ばれる青年と少女。互いの意思はすれ違い、想いは反発しあう。流れる涙に込められた感情は、計り知れない。  作者にとってはじめてのショートストーリー

タグ

感想・レビュー 3

この物語は短いのがよかった。もし、何百ページにおよぶ長編だったなら、その道のりの果てで待ち受けていたものがあまりにもやるせないからです。 読む者が淡々と傍観者でいられることが救いになっています。 書き
ネタバレあり
さっくりした文体なのに重々しい切なさがあって、とても好みです。
詩的で心に残る作品だなと思いました。
1件

この作者の作品