感想・レビュー一覧 8件

執拗に繰り返される春の日、雨。 その違和感にワクワクしながら先へと進み…… 後半にきて、その正体を知る。 繰り返す、妄想の色濃い独白。 グッと現実に引き戻された感と、それまでの不気味な哀愁は秀逸で
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下の方のようなしっかりしたコメントはできないんですが(笑)   お婆さんよりも気になったのは誰が助けてほしかったのかってことですねー   5人の登場人物のうちそれぞれに焦点を当ててみると見えるかなぁ?
一人称の最大の持ち味を生かした作品だと思います。狂気に見入られ戯言を繰り返す老婆に、人はうすら寒いものを感じてしまうでしょう。 しかし他の方々も仰る様に、『判断材料』が少な過ぎる。これで読む人によっ
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記憶力が良いと呪文のように繰り返し、想い出の糸を辿りながら自らの言葉を反芻する老婆の一人語りは、真実と妄想の境界を曖昧にする不気味さを醸し出す…… 狂気に塗れた世界観、素晴らしいですね 惜しむ
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記憶というのは曖昧なもの。 思い込みにより如何様にも形を変えます。 婆さんの場合、殺人を肯定する為に記憶を改竄している疑いもありますね。 繰り返し強調された言葉が狂気を演出し、語り部たる婆さんを恐
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記憶力が良いと言う人ほど信用ならないものはない。特に文学の世界では。 繰り返される同じ単語やフレーズが作品自体を歪に気持ち悪くし、誰が生きていて誰が死んでいるのか解らなくなったところで、全ては語り手
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なるほど、 春のことだったんですね。 「繰り返しの中に答えはある」 ハィ チョコ(*´∀`)ノ■
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人の想いは様々。 それが一番怖いのかもしれないですね
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