感想・レビュー一覧 6件

作中の病は他人事には思えなくて。祐理子の気持ちが分かります。全て物語を明かさない事で、余韻の残る作品でした。ありがとうございます。
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京言葉に紫陽花。 未亡人と学生さんの大人の恋。 静々と進んでいくストーリーに、どんどん引き込まれて行きました。 途中出てくる俳句では、スパイスの様に物語に味を付け引き立てていく。素敵でした。 紫陽
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いつまでも女であり続けたいという女性に出会った主人公の男性は、ダメだと言われてもどんどんその女性に惹かれていき…。とても素敵な恋物語!…では終わらずに(゜ロ゜) 紫陽花に纏わる主人公の妄想はとても怖
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古都京都ならではのミステリアスな情景が目に浮かぶ作品。 女の女としての執着。 最期まで女でありたい、女であろうとするが故の物悲しさを感じてしまいました。 同じ女でも私と真逆だな、彼女は。 私は
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とてもドラマチックな作品ですね。艶と哀愁の中にも、どこか燃えるような情念が静かに渦巻いている。そんな感覚が、読了後も脳裏にまとわりついていて、不思議な気持ちになりました。 素敵な作品、ありがとうござ
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短編推理小説のような、ミステリーや、サスペンスの要素もあり、 男女の不思議で妖艶な恋愛の世界を描いた物語の中に、いつのまにか吸い込まれてしまいます。 祐理子の、憂いを帯びた、しっとりとした京都弁と、
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