だから花見なんて別にいいの【2000字短編】

今は亡き母が心待ちにしていた桜。それが教えてくれた母の答えはーー。

蓮未るか@電子書籍発売

4分 (2,250文字)

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あらすじ

「だから花見なんて別にいいの」そういってマキさんちの桜ばかりを心待ちにしていた母。 その桜が咲き誇る前に、逝ってしまったけれど……。

感想・レビュー 2

レビュー失礼致します。 この作品を読んで泣くまいと必死に堪えました。 私の母も癌でもう長くはありません。 「お母さんもう最期の言葉になるかんしれんよ」 熊本にいる母になんと返事を返したのか覚え
ネタバレあり
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この物語に書かれている心理描写の細かさにより 登場人物の心理状態が伝わってきます。 病に侵される母親を気遣って病名を告げなかった けれど母親は治ることなくなくなってしまう。 後で主人公は母親がすべてわ
ネタバレあり
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