灰人、いつかの終末にて

掌編(ショートショート)

星野彼方

10分 (5,890文字)
書店を題材にした掌編、第4弾。今回は趣向を変えてファンタジー寄りです。荒廃と妖精がキー・ヴィジュアルとなっております。

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あらすじ

 足が、ガラス片をくだいた。建物の入り口に扉はなく、その名残である材木が床に散らばっている。荒れ果てた空間は、元来の機能や意味を、とっくに失っていた。ここにあるのは、中身のない、ただの形骸だ。荒廃のに

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