押し花の記憶

あら、懐かしいねぇ。このお花はね、あの人が初めて私を花に例えてくれた時にね…

大和撫子

恋愛 完結
14分 (7,823文字)
※妄想コンテスト「アルバム」優秀作品に選ばれました※でもねぇ、あの人はとにかくモテたし、他に好きな女性がいたんだよ…。

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あらすじ

夏休みのある日、母方の祖母の家に遊びに来ていた眞田やよいは、 屋根裏部屋でアルバムを見つける。 そこには、写真よりも押し花の方が多く貼られていて… 祖母、梅ヶ枝三千代は懐かしそうに話しはじめた。

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感想・レビュー 4

他の作品とは違い、「これから何がおきるのだろう!」というドキドキ感は無く、 心臓に持病があっても、安心して読める内容でした。 物語全体が木漏れ日のような、 キラキラ、温かな情景、そんな雰囲気でした。
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二瀬幸三郎です。 拝読いたしました。 明治と昭和に挟まれた、短くも浪漫あふれる大正時代の恋物語を、祖母と祖父の思い出として、それを孫が聞き手となる形で物語る、心温まるストーリーです。 手の届かなか
ネタバレあり
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読ませて頂きました 本当に、情緒のあるお話で情景が浮かびます ゆったりとした空気感と、初々しい夫婦の物語に優しい気持ちになりました あのような夫婦に老後なれたらと、憧れてしまいます とても可愛らしい夫
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公開日 2017/8/10