受賞

桜の下に立つ人

「絵は、いいな。作品が残るから」「作品しか、残らないです……」

むつき紫乃

青春 完結
53分 (31,638文字)

92 246

あらすじ

結城美空は、絵を描くことだけが取り柄のちょっと浮いている女の子だった。 自分の絵に行き詰まりを感じていた美空は、ある日、美術室の窓から見える桜の木の下に男の子が立っているのに気づく。 彼のもの憂げな表

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感想・レビュー 1

その容姿と絵に打ち込む姿から、友人から一線を引かれてしまう美空。そんな美空が描いた一枚の絵を通して、心に傷を負った先輩との交流が始まる。きっかけは自分の描いた絵、というのがとても印象的。一見淡々として
ネタバレあり
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