詩人は妖精の詩を歌う

リャナンシーと出会った詩人は、幸せの中で詩を作る。

苅間望

14分 (7,879文字)

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あらすじ

昔々あるところに、うだつが上がらない詩人が居ました。 彼はある日、緑色の丘の上で、リャナンシーと言う妖精に出会います。 「貴方の愛を、私に下さらない?」 「僕なんかで良ければ、この身、この心、全て捧

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