君の世界に彩りを

────妖だと知っても、私はあなたに会いたい

ちーぷ。

恋愛 完結
17分 (9,734文字)
妖と目の見えない少女が織り成す、切ない話です。

2 9

あらすじ

「私に世界を教えて、」 そう笑う彼女は、とても興味深くて、俺の気を引いた。取り返しのつかないところまで。 「目なんか見えるようにならないで良かった、 …───テンの、テンのっ、姿が見えないなら!」

感想・レビュー 2

とっても泣かされました(T ^ T) 狐さんと人間の恋愛話はよくありますが、心理描写も時間の流れ方も、文章に引き込まれて、情景が浮かぶようでした。 安倍さんを脇役にして、シリーズ化も出来ちゃいそう(
1件1件
 極上の恋物語です。  涙腺を狂わせるほどの。  作品説明にあるとおり本作は、あやかしと盲目の少女を描いた作品です。  ですがこれほどの慈愛に満たされた世界は、そう容易く描けるものではありません。
2件