上弦

満月の下で鬼と出逢った。祓い損ねた鬼の実は、美しい少年だった。

きつね

4分 (1,863文字)
妄想コンテスト「真夜中」参加作品

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あらすじ

上弦の下、少年がわたしの髪に触れる。 満ちゆく月。 わたしはかれがすきだ。

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