夢、現

心に傷を負った人々は、不思議な電車の中で生きるために必要な“何か”を探すのです

上木月見子

28分 (16,798文字)

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あらすじ

 走る。電車が走る。  それはどんな道も走る電車だった。  町なかの裏路地も、多分本当は、海の上だって、空の中さえも、走ることが出来るのだろう。  そんな電車に乗り込むのは、心に何か、大きな闇を抱

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