31人が本棚に入れています
本棚に追加
その方の心を表す素敵な作品
春雨さんの「Moonchild」https://estar.jp/novels/24908893
は、ゲイコミュニティとファンタジーとが上手く融合している作品です。
「Moonchild」の冒頭から引き込まれました。見事な情景描写。情景描写の苦手な私は熱心に読み返してしまいましたよ。
アクは強いけど魅力的で憎めない登場人物達。
現実離れした空間と状況に対して、超現実的な登場人物というミスマッチなのも面白い点かもしれません。
「トイレの花子さん」https://estar.jp/novels/25487778
もそうなのですが、登場人物達が魅力的な為に、終わってしまうのが寂しい。また会いたいと思ってしまいます。
ジャンル選びに悩まれてたみたいですが、今はヒューマンドラマにされているのですね。それがピッタリくるかもしれません。
何しろ人間愛に満ちているので。
「須羽ヴィオラさん」の「ルーンの渚」https://estar.jp/novels/25484160
も素敵です。ファンタジーで泣けて、最後に心が温かくなります。「須羽ヴィオラさん」の作品もいくつも読ませて頂いているのですが、離れられないのはピュアさですかね。
私の中には一欠片ぐらいしかないピュアな世界観。この方の作品を読むと青春物も書いてみたいなという気持ちになってくるのですが、私の場合、レーティング設定のみのエロ作品ばかりなので相当自分をねじ曲げ、微かなピュアさを奮い立たせないと無理じゃないかと思っています。
なので読みにいってます。
お年寄りから子供まで楽しめる作品。
友達にも家族にも、こんな小説を書いてるよと堂々と紹介出来る作品を書いてみたい。
という思いで、つい読んでしまう訳なんです。
最初のコメントを投稿しよう!