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応援したくなる作品
同じ戦国時代で登場人物も被る「忠勝伝」
https://estar.jp/novels/24472219
を書かれている「達也さん」。
恐らく最強でありながら欲のない、ある意味完璧な武将の本多忠勝が主人公です。
骨太な文章で合戦シーンに迫力があり、人間模様も熱い!第一章からずっと続く戦場の厳しさと、家族と過ごす一時の安息の対比。
最高に強いのに憎めない忠勝の朴訥さに救われます。
同じ戦国物ということで読みにいったら達也さんも読んで下さいまして、明らかに男性で骨太な歴史物書いてる人が、別の意味で熱い男同士の交わりが描かれてる森蘭丸伝なんて読んで大丈夫か?って思ってたんです。
そしたら途中で長文のコメント下さり、読後はレビューまで書いて頂きました。
「感動しました。」、ていう熱いコメントを。
え?どの辺りが?って思ったんですよ。
絶妙に誤魔化してるつもりですが、派手な合戦シーンは殆どなく、蘭丸はひたすら信長の私的な愛で出世してくし、男同士で絡み合ってばかりいますからね。
でも男性から褒めて頂いて嬉しかったのと、歴史物という点を一応崩さずに書けたからか、「男色とはこうなんだ!」「愛し合うのに異性も同性も関係ない!真剣に人と向き合う事は全て美しい」というメッセージ(そこまで高尚なもんじゃないけど)が伝わったからなのかなと思えて嬉しかったです。
思わず狙って可愛い本多忠勝を森蘭丸伝に登場させてしまいました。
異聞にもチラッと出てきますけど。こちらは必然です。
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