パパと私の魔法書《グリモワール》

ごく普通のノートは、世界で1冊の魔法書になった――。

砂たこ

14分 (8,186文字)
超妄想コン第89回「1冊の本」にて、佳作をいただきました。ありがとうございました!

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あらすじ

私のパパは、魔法使いだった。 忙しくて中々会えないパパは、私に1冊の本をくれた。 中には、何も書かれていない。 それは、「望み」を書くと実現する魔法の本だった。

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感想・レビュー 3

努力こそが魔法

こんにちは。書籍化の宣伝のご縁で拝読いたしました。魔導書とあったので、ファンタジーかと思って読み始めたのですが、いい意味で裏切られました。父親の暖かい気持ちが伝わってきて、少し切ないながらもほっこりと
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魔法書という題名なのに、どうしてヒューマンドラマなんだろうと思って読み始めました。 しかし、これは深い親子の愛が紡いだ魔法なんだと理解したともに、読み進めるにつれ、心の底からの深い感動に襲われました。
ネタバレあり
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導入部分で引き込まれ、ひたすら娘を思いやる父の優しさにじんと来ます。「魔法書」というキーワードから始めはファンタジーかな?と思いましたが、夢を叶える魔法はひた向きな努力や思い切った決断であり、目標に向
ネタバレあり
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