『手紙』

 ある日、息子が人生最大の過ちを犯した――。

藤牧 明

6分 (3,168文字)

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あらすじ

 厳格、誠実な父に育てられた私は、折角結婚して産まれたという息子にも、厳格で、誠実な人間になれという教育しか出来なかった。    それでも何とか、“親子”として生きてきたある日の事、息子が人生最大の過

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感想・レビュー 1

すれ違った想い

難しいテーマに挑んだ作品でしたね。 気持ちは言葉で表現して伝えないと、相手には伝わらない。心の奥にしまいこんでしまい、その内容が純粋過ぎるほど、そのタイミングは遠ざかっていく。 そんなもどかしさを抱え
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