秋雨と共に

秋雨と共にやってきた彼女はとても美しく、どこか儚かった

鷹々鹿々廊(たかだかしかじろう)

8分 (4,235文字)

2 6

あらすじ

秋雨の降り始めた季節 ヤマウチ行きつけの喫茶店で新しくツキカという女性が働き始める。 ヤマウチは次第に彼女に惹かれていくが、彼女には何か秘密があるようだった。

目次 1エピソード

感想・レビュー 3

雨の日のお供に

物語全体を通して、秋のしっとりとした《あの感覚》が伝わってきます。 ふとした出逢いとさりげない会話から、主人公とヒロインの関係性が心許なく惹きあうそれであると解り、淡い切なさが感じられました。 雰囲
1件

綺麗な物語

お話も言葉の表現の仕方も、凄く綺麗だなと思いました! 今回のお話のキーマンであるツキカさんも凄く神秘的で、不思議で、雨との繋がりにマッチしてて素敵です。 それと、すみません。「~でした。~でした」と
1件

情景描写がうまいですね

特にP.6の雨の描写が、スローモーション的な効果もあってとてもきれいでした。私もこんな目が欲しいです。 長さも短くまとまっていて、気軽に読めてストンと腑に落ちたような読後感もよかったです。
1件

この作者の作品