飛行機雲は世界のどこかに続いている

見上げた青空に飛行機雲。眩しくて懐かしい、あの初夏の午後を思い出す――。

砂たこ

青春 完結
12分 (7,194文字)
この話は、超妄想コン第102回「3時」に応募しています。よろしくお願いします。

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あらすじ

高2の初夏のある日のこと。 昼休みに、学校の屋上で転た寝してしまった。 目覚めたときには、時すでに遅し。校内へ戻る唯一のドアは施錠されていた。 放課後、3時までは開かずの扉だ。 「ウソ、開かないの?

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