七月の微熱

あの時僕は甘えていた。母に、父に、三十七度を超えた、体温に。

ななみ 樹

青春 完結
7分 (4,194文字)
去年の七夕に書いたものを加筆修正。七夕にあげようと思っていたのを忘れて、八月になってしまった……。

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あらすじ

幼馴染のミユキに、短冊を押しつけられた。何も書くことなんてない。夏は今日も暑かった。僕は熱の漏れ出す体に、体温計を挟んだ。 ■七夕の小話。短編です。

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