死んじゃったぼくからの手紙

祖母の死をきっかけに「死んでみる」ことにしたぼくが残した、父親宛ての1週間分の手紙。

Saaara

17分 (9,886文字)

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あらすじ

死なないことは、生きていることですか? 祖母の死をきっかけに「死んでみる」ことにしたぼく。死ぬ前に一週間分の手紙を残すことに決めて書き始める。すべての手紙を書き終えたぼくと、その未来、そして父親から

感想・レビュー 2

私も子供の頃、普通の大人はパーフェクトなんだと思っていました。

拝読いたしましたm(__)m 編集部様のレビュータイトルのまま、続きを読まずにはいられませんでした。 彼はなぜ?そう思いながら彼の毎日を辿るように拝読していました。 死を軽く考えている、命を軽く考えて
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ここから先の展開を、読者は確かめずにはいられないでしょう。

ショッキングなタイトルです。一週間後に死を決意している主人公の、いわば遺書の形で物語はスタート。中学生の彼がそう決めた理由は「生きていたいわけでもないから」。淡々と毎日の生活が綴られていきます。土曜日
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