クロスロード・カンタータ(1) 〜Pathetic Prelude〜

純粋な想いは一直線。だからこそズレてぶつかり合う、そんな青春組曲。

御子柴 流歌

恋愛 完結
7時間3分 (253,624文字)
もうひとつの「幼なじみ恋愛系・雪国青春奇譚」。

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あらすじ

どこかでズレて、ぶつかり合う。 時に不協和音になりながら、奏で合う青春組曲。 学園祭マジックでできた友人の彼女は疎遠気味だった自分の幼なじみで、 それを運悪く聞いて泣いていたのはその友人の幼なじみだ

感想・レビュー 1

彼が奏で、彼女が歌う青春組曲は、淡く瑞々しく心を潤していく。

思春期の危うさや感情の揺らぎ、過去の傷に触れたくなくて、でも近づきたくて、そんな交わりそうで交わらない彼らの繊細な心が瑞々しく穏やかな文体で描かれていて、切なくもどかしいのに愛しくてたまりませんでした
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