空色の雨傘

三十年も昔の話、俺は空色の雨傘を持った年上の少年にであった

夏生青波(なついあおば)

BL 完結
8分 (4,256文字)
★ありがとうございます。

6 35

あらすじ

祖母のタバコ屋の店番をしていたら、人待ち顔の年上の少年が立っているのに気がついた。 その人は借りたという空色の雨傘を持っていた。 fujossyのコンテスト参加作品です

目次 1エピソード

感想・レビュー 1

切なさの沁みるショート・ホラー

 その少年はいつも雨の日の夕方にやってくる。空色の雨傘を携えて.....。   昔懐かしい昭和の風景のなか、煙草屋の店番の少年とその店先で空色の雨傘を抱えて誰かを待ち続ける少年。。  交わされる会話は
ネタバレあり
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