紗の着物の湖面に佇む少年

一人旅、電車から見た湖の上に、少年が一人たたずんでいた。その少年は湖の主、崩れるから逃げろという。それを聞いた彼は。

LLX

5分 (2,897文字)
月と少年となると、やはり人外。神様は美しいのです。美しい物は守らねばなりません。

2 5

あらすじ

週末の一人旅、電車の車窓から湖の景色を楽しんでいると、湖面に一人、紗の着物の少年が佇(たたず)んでいた。 悶々と宿で温泉を楽しむその彼がふと松の木を見ると、枝の上にその少年が座っている。 少年は驚くほ

目次 1エピソード

感想・レビュー 0

感想・レビューはまだありません