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【失敗作】 テイク2
新婚初日。
架名は洗濯物を洗濯機へ放り込んでいると、そこに未沙の下着を見つけた。
架名「・・・・・・これ、俺に見られたって姫が思ったら、マズイ感じじゃ・・・いやでも、洗濯機回したいし。洗わないわけにも・・・・・・」
悩んだ末、洗濯カゴの中身をガサッとひっくり返して洗濯機に放り込んだことにしようと思いついた架名は、ふとあることに気が付いた。
架名「女性ものの服、レース素材とかって、洗濯表示によく洗濯機ダメ表示があるって聞いた気が・・・」
視線を手元に落とすと、レースがふんだんに使われている。
架名「これ、もしかして手洗い・・・・・・?いや俺、それはちょっと流石にやったら、姫に平手打ちくらいそう・・・・・・。とりあえず、洗濯表示の確認だ。ネットに入れれば、洗濯機OKかもしれないし・・・・・・」
そっと洗濯表示が書かれているだろうタグを探して、その細かい字で記載された表示内容をガン見する。
未沙「・・・・・・架名、私の下着のサイズ、そんなに気になる?」
架名「(ぎくりっ)姫、いえ、そういうことじゃなくて・・・」
未沙「架名の変態っ!! 馬鹿っ!! むっつりスケベっ!!」
架名「むっ・・・(どこで覚えた? そんな言葉)。ちょっ・・・姫、誤解だから、待っ・・・」
🐤 🐤 🐤
未沙と架名の様子に異変を感じた小雪女官長は、架名を呼び出して事の仔細を聞き出しました。
小雪「架名様、あなたは馬鹿ですか。下着がそんな面倒なお洗濯方法になっている訳がないでしょう?」
架名「ごもっともです」
小雪「本当に、何で新婚初日から・・・・・・。成田離婚ならぬ、初日離婚なんてやめて下さいね」
架名「そう思うなら小雪さん、姫宥めてきてよ・・・・・・」
END
↑4コマになりそうもないので、没。
※この作品は、鷹望様が本物の4コマにして下さったので、宝物庫に収蔵させて頂きました。
本場はこちら。
https://estar.jp/novels/25516673/viewer?page=70
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