静繧 憂 様作 【コラボ作品】 ヴァンパイア凪咲

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静繧 憂 様作 【コラボ作品】 ヴァンパイア凪咲

コラボ作品【St.Evilnight Saga ~血華繚乱~より】 誕生日プレゼントにと、ヴァンパイア凪咲のイラストを、静繧 憂 様から頂きました。1c35c451-5567-4c0e-99db-2057c1d9a8cchttps://estar.jp/pictures/25795845 静繧(せいうん) (ゆう) 様 https://estar.jp/users/78004379 【St.Evilnight Saga ~ 満月に成敗を ~】 「死ぬの?」  眼前に倒れ、瀕死状態の神父を見下ろして問う。 「……トドメを刺すつもりか、魔物」  憎々し気な目を向けて、老いた神父は言葉を返した。  私がトドメを刺さなくても、このまま放置すれば1時間くらいで神の庭へと召されるだろう。そんな面倒な事、わざわざしてやろうとは思わない。  そんなことよりも。 「どうして、私が魔物だと?」 「その血のような赤い目と、人間ではありえない牙。お(ぬし)、ヴァンパイアだろう」  死に(ひん)しているにもかかわらず、この洞察力。冷静に相手を分析し正体を暴こうとする胆力(たんりょく)は、称賛(しょうさん)(あたい)する。  ただ、死ぬ間際まで神父としての矜持(きょうじ)を曲げずに私を拒絶しようとする様は、面白くなかった。 「そうだとして、私を退治する? 出来ないわよね、その状態じゃ」  見下すような口調で問うと、老神父は悔しそうに口を一文字に引き結んだ。 「……頼みがある」 「聞くと思うの?」 「ああ。お(ぬし)にはまだ、人の心がありそうだ。ならば、聞いてくれると信じている」 「随分甘い考えね」  突き放すように言うと、彼はその通りだと俯きながら、願いを口にした。 「信徒の娘が、人攫(ひとさら)いにあった。犯人の馬車をここで見つけて、改心するよう説得したが……この有様だ。頼む。その娘を助けて親元へ返してやって欲しい」  何て楽観的な神父かしら。  誘拐犯に改心を(うなが)して、「はい、改心します」と心を入れ替えるわけないじゃない。その上自分が殺されてるんじゃ、世話ないわよ。 「どうして私が、そんな面倒な事」 「上手くすれば、(えさ)にありつけるかもしれんぞ」  神父にあるまじき文句。  誘拐犯を殺していいと言っているつもりなのだろうけれど、私にだって、食べ物を選ぶ権利がある。 「……その娘の生き血を、(すす)って良いのね」 「……あぁ。それが、彼女の望みならば」  可笑しなことを言う神父だと思った。普通なら、娘は見逃せと言うはずなのに。  まさか。  嫌な考えが、頭をよぎる。 「ヴァンパイアに血を吸われた人間は、ヴァンパイアの(しもべ)になるのよ」 「人間としてこの先の(せい)を生きるよりも、魔物として生きた方が幸せだと彼女が言うなら、止める理由はない」  死ぬ間際まで神父としての矜持(きょうじ)を曲げずに……と思ったが、どうやらそうでもないらしい。 「ただ、親元へは一度返してやってくれ。どこにでもある幸せな家庭だ。最後の別れくらい、きちんとさせてやって欲しい」 「……神父。何を隠しているのか知らないけれど、娘を助けて欲しいのか殺して欲しいのか、どちらなの?」  問うと、神父は押し黙った。  答えが出せずに逡巡(しゅんじゅん)しているようだ。暫く待ったが、(こた)えはない。 「これも神の思し召しか。……馬車を追ってくれ。このままでは二人とも、地獄(ゲヘナ)行きだ」  答えになっていない。しかし  ―― 二人とも地獄(ゲヘナ)行き。  これが、嫌な予感を明確にしたような気がした。  聞こえるように溜息を吐いて、私は空に向かって声を張り上げる。 「お前達、その馬車を探してちょうだい」  命じると、キィキィと了承の鳴き声が返って来て、付いてきていた蝙蝠(こうもり)達が四方へ散った。  それを見送って、再び神父に視線を落とす。 「その馬車を追って、娘にどうしたいか聞いてから(えさ)にするわ。神父。心配事を残して逝きたくないでしょうから、戻るまで生きてなさい」  無茶を言って、地を()る。  人間の足よりも速い速度で、(わだち)(あと)を追い駆けた。  ―― 見つけた。  一台のオンボロ馬車が、立ち往生していた。  蝙蝠(こうもり)達が見つけて、行く手を(さえぎ)るように御者(ぎょしゃ)の邪魔をしている。  本当に優秀な子達だわと感心しながら、馬車のドアに手をかけて開いた。  中には娘が一人。  縛られているわけでもなく、普通に座っているところからして、(さら)われたわけではなさそうだ。 「神父を殺したのは、その御者?」  聞けば、娘は恐怖に駆られたのか顔を真っ青にして身を震わせる。 「ど……どなたかは存じませんが、このまま見逃して下さいませんか。この罪は、自分達の手で償いますから」 「死ぬつもり?」 「……」  娘は肯定するかのように黙った。 「私はその死に損ないの神父に、貴女をご両親に会わせるよう言われているのだけれど。最後のお別れをさせてやって欲しいって」  目を見開いて、ハッとしたかのように娘は顔を上げた。 「神父様は、全て分かって……」  そこまで言うと、涙をポロポロとこぼして嗚咽(おえつ)する。  自死は最大の罪だ。  どんな理由があろうとも、自分で自分を殺した者は、神の庭へは行けない。  ―― 私のように 「事情は知らないけれど、貴女がそれで後悔しないと言うのなら、私は止めないわ。ただ、少しでも心残りがあるのなら、それを済ませてから死なないと魔物になるわよ」  心残りなく死ねることなんてあるのかしらと思いながら、すすり泣く娘を見つめていると、キィキィと蝙蝠達が警戒音を出して鳴く。  ふと後ろを見ると、男が一人立っていた。どうやら御者台から降りてきたらしい。 「貴女は追っ手か?」 「まぁ、そうなるかしらね」  肯定すると、男は困った顔をして私を見る。 「このまま見逃してくれ」 「嫌だと言ったら?」 「俺はもう、人を殺めたくはない」  手にかけた神父を思い出したのか、その瞳が悲しそうに揺らいだ。 「今から彼女を殺そうとしている人が、随分甘いことを言うのね」  意地悪な言い方をすれば、彼はハッと顔を上げて反射的に 「違う!! ……いや、違わないか」  と、逡巡して言い直した。  この青年が、誘拐しようと目論(もくろ)んだようには見えない。  娘も、(かどわ)かされた様子もない。むしろ、自分からついてきたように見える。その証拠に、私に助けを()うことはしなかった。  ―― これは、駆け落ちかしら?  両親が反対したのか、それとも邪魔が入っているのか、どちらかしらね。 「だからあの神父は、馬に蹴られたのね」  道に転がっていた神父を思い出して苦笑する。  そんな私を見て、二人は真っ青な顔をしてその場に固まった。 「事情は良く知らないけど、要は駆け落ちしたのよね? なら別に、死ぬ必要はないわ」  あの世で結ばれましょうなんて、ただの綺麗事よ。死んだらそこでおしまい。 「生きてさえいればなんて、綺麗事だ。現実は、生きて見つかれば連れ戻され、彼女は……」 「親の決めた許婚がいるの?」 「いえ、富豪のドラ息子が……彼は色んな所に顔が効くから、どこへ逃げたって」  金持ちって、ろくな事しないわね。何でも金で解決出来ると思ったら大間違いなのに、それを学習出来ないんだもの。ある意味、可哀相な人生だわ。 「あなた達の恋の妨げになっているのは、それだけ? ご両親は?」 「いえ、両親は特に」 「そう。なら戻りましょう」  (きびす)を返すと、二人は怪訝(けげん)な顔をした。戻った所で……と、言わんばかりの顔。 「ものは考えようよ。早くしないと神父が死ぬわ。死出の旅時に出る前に、ひと働きしてもらいましょ」  死にかけの神父に仕事をさせるなんて、何て鬼畜な。と二人の心の声が聞こえた気がしたけれど、そこは無視をする。  そうして私は、二人を馬車に押し込めると、御者席に座って来た道を戻った。  死にかけ神父は、虫の息ながらもまだ生きていた。  呼びかけると、うっすらと目を開いてこちらを見る。私の後ろに2人の姿を認めて、ホッとしたような顔をした。 「まだ旅立ってもらっちゃ困るわよ神父。私をこんな面倒事に巻き込んだ罪、その身で支払ってもらうわ」  美味しそうじゃないけれど、仕方ないわね。  その首筋に牙を突き立てて、(あふ)れてきた生き血を(すす)る。  聖職者だからこの歳にしては美味しい血をしているけれど……やっぱり老いには敵わないわね。  ある程度飲み干すと、神父は息絶えた。出血量が限界に達した、出血性ショックでのご臨終。 「さ、日が昇る前にこの神父の住処(すみか)に案内して頂戴」 「だ、大丈夫なのか……」 「何が?」 「神父様、その、亡くなったんじゃ……」 「そうね。大丈夫よ、生き返るから」  ヴァンパイアとしてだけどね。  恐怖に引き()った顔をした二人を尻目に、神父の遺体を馬車の中に押し込め、娘と共に乗り込む。御者台に座った男は、少しためらった様子で手綱を握りしめると、覚悟を決めたように合図を出した。  神父が目を覚ましたのは翌昼中。  最初こそ狼狽(ろうばい)した様子を見せた神父だったけれど、 「二人の結婚を見届ける役目、あんたがさっさと手はずを整えてくれなきゃ困るのよ」  と計画の一旦を話して()きつけると、若い二人の未来を自分が潰してしまうわけにはいかないと思い直したのか、かくしゃくとした動きを見せた。  富豪のドラ息子に一目惚れされた不運な彼女を助ける為に、一大決心をした彼の勇気を(たた)えると、神父は結婚式の準備を始めた。  私は蝙蝠(こうもり)達に手紙を持たせ、二人の両親を教会へ呼び寄せた。二人を結婚させる旨を伝え、早々に準備をさせる。  その日の夜、満月が空高く上る頃には準備を終えて、教会内に灯された蝋燭(ろうそく)の温かな光の中で結婚式は執り行われた。  滞りなく進む式典の最中、外ではこの動きを察知した不調法(ぶちょうほう)者がうろつき出していると、見張っていた蝙蝠達が知らせてくる。  私は静かに参列席から抜け出し、木陰(こかげ)からその男共を暫く見ていると、ぼそぼそと声が聞こえた。  どうやらドラ息子に雇われた破落戸(ごろつき)らしく、雇い主も傍に来ているらしい。  教会の守りを蝙蝠(こうもり)達に任せ、ドラ息子がいると思われる傍の広場へ向かうと、そこには何とも品のない、コブラのような顔をした男が噴水の縁に偉そうに足を組んで座っている。  あんな蛇みたいな男に一目惚れされたなんて、事故って恐ろしいわね。  溜息を一つつくと、私は広場にいる男達の前に姿を現す。  コツンコツンと石畳を歩くヒールの音に混じって、品のない口笛が耳についた。  結婚式に参列するために、黒いレースで縁取られた紫色のドレスを着てめかし込んでいるというのに、このまま戦闘するのは気が進まないわねと思いつつ、ドラ息子の方へと歩みを進める。  近寄ってくる男達を冷たい目で見下すも、か弱い女と見誤って暴力に訴えてくる男の腕を掴み、投げ飛ばす。その先にいた男が、ドミノ倒しのように共倒れした。  ドラ息子の前に立つと、吊り上がった目をこちらに向けてくる。  普通の女なら(ひる)むだろうけれど、私には通用しない。 「ほんと、事故って予測出来ないわよね。慰謝料と迷惑料、いくらもらおうかしら」  背に、満ちた月光がくすぐった。  その光に照らされて、蝙蝠達が騎士(ナイト)のように私の傍を飛ぶのが分かる。  軽く挑発するような言い方をすると、男は目元を鋭く細めた。 「人間じゃねぇな」 「あなただってまともな人間じゃないわ。……どうせなら、仲良くしない?」 「魔物とか?」 「美味しい人間を、お屋敷に沢山飼ってたわよね?」  紅を落とさぬように舌なめずりして見せると、一人の男が背後から殴りかかってきた。  私はそれを寸前で避けて、その背を蹴り飛ばす。  ゴキッと嫌な音を立てて倒れ込むと、断末魔のような絶叫が辺りに響いた。 「背骨が折れたかしらね。軽く蹴ったつもりなのに、カルシウムが足りてないんじゃないの?」  呆れたように言うと、周りから殺気が漏れてくる。  ―― 面倒だわ。 「お前達、少し遊んでおあげ」  蝙蝠達にそう言って、私はドラ息子に微笑んで見せる。 「私がその失恋、慰めてあげるわ」  ドラ息子の目が怪しく下卑た光を帯びたのを見計らい、私は空に向かって手を挙げるとパチンッと指を鳴らした。  ゴウゴウと凄い音を立てて、火柱が上がる。  ドラ息子の、屋敷の方角から。 「な……」 「綺麗でしょ? 皆を弔ってあげるには、これくらいでないと示しが付かないわよね。富豪のお家だもの」 「弔い、だと?」  目を瞠り焦りを見せるドラ息子に、私は妖艶に微笑んでから答えた。 「さっき言ったわよね? 美味しい人間を、お屋敷に沢山わよね? って。ごちそうさま」  そう言って、彼の姉妹と思われる人物が身に着けていたネックレスを彼の足元に放る。  はっとしたドラ息子の顔が、次の瞬間、憎悪に満ちた。 「おのれ魔物!!」  私に向かって、持っていたサバイバルナイフを振りかざす。  ―― 隙だらけじゃない。  ひらりと(かわ)して爪を瞬時に伸ばし、その喉を切り裂いた。  噴水のように、血の雨が降る。  それを見ても、私の心は踊らない。 「マズそうな血だわ」  雇い主がやられれば、雇われた破落戸(ごろつき)は仕事をする必要がなくなる。  蝙蝠達が相手をしていた奴らは、ドラ息子が死んだと見るや早々に退散した。 「さて、教会に戻るわよ。戦利品を持ってね」  先程放ったネックレスを拾うと、蝙蝠達と共に挙式中だろう教会へと取って返す。  戦利品を運んで来た蝙蝠達は、少々疲れた様子で教会の木々にぶら下がっていた。  富豪の屋敷にいた人間を、全て殺したわけじゃない。  結婚する二人に害を為しそうな家族のみを葬って、使用人達は逃がしたのだ。 「良くやったわね、お前達」  褒めれば、キィキィと喜びの声を上げる。  私は戦利品を持って、教会内に足を踏み入れた。 「これを使いなさい。このお金は本来、もうこの世にはないはずのものだから」  富豪の屋敷を焼く前に、蝙蝠達が持ち出したものの一部だ。  宝石類は足が着く可能性が高いから、さすがに渡せないけれど。お金なら、よほどおかしな使い方をしない限りは大丈夫だろう。 「これは?」 「迷惑料と慰謝料をふんだくってやったのよ。あぁ、ドラ息子は不慮の事故でお亡くなりになったわ」  全てを悟った二人は、何も言わずに静かに頭を下げた。 「それと神父。あんたは好きにしていいわ。下僕にするには、年寄りすぎて好みじゃないの」  冷たく言い放つと、神父は嬉しそうに笑った。  手元に残った足のつく戦利品を片手に、夜明けの迫った街を歩く。  愛する人と結ばれる二人を見たら、どこか羨ましく思う自分がいて、苦笑う。  過去には愛した男もいた。  でも魔物として生きるには弱すぎて、失ってしまった。 「教団にやられることのない強い男が、魔物でいたら考えるかもしれないけれど」  私が退治されるまでに、そんな自分好みの男と出会って愛を育み結婚するなんて、夢のまた夢でしょうね。  日が昇る前に目についた宿を取り、早々に眠った。  充分眠って目覚めた時、蝙蝠達から聞かされたのは。  死に損ないの神父が役目を終えたからと、簡単に身辺整理をして灰になったという結末だった。 Fin. 高杜観覧感想文:  誕生日にと頂いて、随分とお待たせしてしまいました。  月光に照らされた美女ですよ。お付きは優秀で可愛くて頼りになる蝙蝠達です。  一体、何を企んでるヴァンパイア凪咲。偉そうに挑発した顔をして。今度はどんなトラブルを起こすつもりだアンタは!!と思ったのが最初。  2月のポラードさんのお誕生日に憂さんが贈られたのが若かりし頃の神父様だったので、これは対だろうか? とも思いつつ、なら同じように時を戻した話にしようと、ポラード神父と出会う前のちょっと血気盛んなお年頃を書かせて頂きました。  満月に照らされる挑発的な顔をした美女。でもどことなく判決下してそうだなぁという所からスタート。  相手にするのはこの子の場合、どう考えても良い人というより殺しても文句は出そうもない心も痛まないだろう悪い人。  いえ、悪い人にも悲しむ家族はいるのですがね。  なんて考えて、気が付いたらお転婆なSSになりました。  えぇ、もうSSの域超えてるんじゃなかろうかと思う、短編に近いお話です。  ヴァンパイア凪咲、元は敬虔な信徒の少女でした。  ただ、大嫌いな人種というのがあって、自分が死ぬ原因となった”私腹を肥やす聖職者”と”ロクなことしない富豪”は超が付く程嫌いです。遠慮なく喉首掻っ切ってやるくらい嫌いだと思われます。  なのでこの話も、行動にそれが現れていたり。  優しい少女としての顔と、魔物として嫌いな奴らを容赦なく殺す顔を使い分ける所が、魔物たる彼女なのだろうとも思いますが、策略が杜撰(ずさん)なのは、単純な彼女らしいわよねと思いながらの執筆でした。  悪女は悪女らしい成敗の仕方があるんですね。  そんで、書き終わってから気が付いたの。  うっかり色気が全くないお話になったなぁと。若かりし頃ということで、お許しを。  憂さん。月光に照らされる美女なヴァンパイア凪咲を、ありがとうございました!!   ❀❀❀❀❀❀❀❀❀❀❀❀❀❀❀❀❀❀❀❀❀❀❀❀ コラボ作品【St.Evilnight Saga シリーズ】 【St.Evilnight Saga ~血華繚乱~】https://estar.jp/novels/25598438 ※1作目は、ポラードさんのところで公開しております。 【St.Evilnight Saga2 ~Silent Destiny~】https://estar.jp/novels/25749202 ※2作目は、高杜のところで公開しております。 作品リスト「コラボ作品関連紹介」https://estar.jp/collections/2248187には関連イラストや短編集もアップしております。 ❀❀❀❀❀❀❀❀❀❀❀❀❀❀❀❀❀❀❀❀❀❀❀❀
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