手向け

学年一美女の由紀子と、教室の隅でか細い息を吐き続ける幸子。「私」と「あなた」、短いけれど確かに他人以上だった。

無川石

青春 完結
14分 (7,811文字)
公式コンテスト用に書いたものです。字数が8000字に収まらなくてかなり削りました。

0 4

あらすじ

学年一の美女、橘由紀子。彼女には友達がいない。彼女をひっそりと見つめる視線――菅田幸子は、ひょんなことから彼女と友達になる。けれど、これは始まりに過ぎなくて、私たちはあるべき「終わり」に収束していく。

目次 1エピソード

感想・レビュー 0

感想・レビューはまだありません