ヴィラーグ・サーラム ぼくの花

おれは今日も兄貴が遺したギターを弾く。ただくるみに笑ってほしかっただけなのに。欲しかったのはそんな笑顔じゃない。

わたなべめぐみ

恋愛 完結
13分 (7,535文字)
『For Ukraineウクライナ支援のためにKindle本を出すプロジェクト~Star Works』参加作品です。

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あらすじ

おれは今日も下手なギターを弾く。 兄貴が遺したセルマー・マカフェリギター。 くるみに頼まれなきゃこんなことはしない。 彼女は兄貴の元カノ、兄貴のギターが好きだった人。 ある時おれたちのもとに兄貴の遺

目次 1エピソード

感想・レビュー 1

落ち着いた大人の恋愛小説です。

静かな澄んだメロディが奏でられ、切なさの中に希望と亡くなった人が結ぶ絆を感じられる作品です。大人の恋愛小説です。読んだ後に切ないけれど、希望もあり、えもいわれぬ静かな余韻が残ります。表紙のイラストも素
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