少年よ、ヘミングウェイを聴き給へ

少年の村に現れた謎の人物。世捨て人のようなその人は、交流を重ねる中で少年の憧憬の人となった……。

南波 せつ

39分 (23,138文字)
氷室冴子青春文学賞 参加作品。 大幅に加筆したせいで、せっかく頂いたペコメがずれてしまいました。すみません。

23 1,245

あらすじ

これは僕の人生で一番印象的な、ある晩秋の物話。田舎に住む僕は毎日自然の中を駆け回っていた。そこに新鮮な体験をさせてくれる旅人が現れる。子供達と旅人との暖かい交流が続く中、平和な村に凄惨な事件が起きる。

感想・レビュー 2

ネタバレしますのでご注意

半分に凝縮されたのがわからないほど、エッセンスが抽出されている事に感服しました。 おそらく、この作品の舞台は古き良き日本のどこかの集落ではないでしょうか? そのような舞台設定で純粋な少年と文学青
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南波先生最高傑作誕生!!

ああ素晴らしい物語をありがとうございました。 深い。深いです。それでいて童話のような。読者は主人公の少年に完璧に感情移入して、物語世界に連れて行かれます。 怪しく不思議で、かつ魅力的な存在の大学さん。
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