その鳥は夢をみせる

出会いは廃屋で。残りの余命は半年だった。

夏川 流美

11分 (6,240文字)
カクヨムにも掲載しました

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あらすじ

 ……ぐらり。視界が揺れて霞む。呼吸をするたび、ヒューと風の音がする。  意識がぼやけて、次第に混濁していく。もう、ここともお別れ。寂しくなって、腕を伸ばした。テーブルに、椅子に、花に、彼に、全ての

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