輝いていた 時間

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輝いていた 時間

4959e56d-6e58-4bed-9c0f-1b5731bbf921  あの輝いていた時間 はしゃいでいた Mの声 何度も こだまして 胸の奥で Mは笑ってる あの時 M の笑顔があんまり明るかったから 誰一人 悲しくもツラくも苦しくもなかった むしろ俺たちは 誰より幸せな気持ちだった これから ますます動けなくなっていくのに 決して回復する可能性のない(やまい)(おり)に住んで 心以外の自由が 秒読みで色褪せていくのに 天使さえ戸惑うような M の優しい心遣いで 俺たちは 天国の水辺で笑い声の渦に巻かれた どんなに強い心でも 命は(はかなく)く過行くもの  (っ´>ω<))ω<`)ギュッ♡ 生きている時間に 愛し合ったもん勝ちだ! そうだろう?  今 愛し合わなくて いつ 愛し合うんだ! ※友人Mについては 『皮膚科医 茗荷冴月』 22~24ページに詳細を掲載しています。 https://estar.jp/novels/25607695/viewer?page=22 追悼の意を込めて お目通しいただけると M も天国で喜ぶと思います。
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