Hana:kotodama

街の片隅に、花を植える『彼女』…。花はすぐに、枯れるのだけれど…♪

澁谷沓(シブヤクツ)♪

3分 (1,355文字)
久作…旧作のリ・ライトよ? 『ドヘタ』→『ヘタ』位にはなったかしら…♪

27 4,318

あらすじ

たとえば。 空地の片隅。 閉館した映画館。 取り壊される歩道橋。 見かける毎…彼女は、そんな場所へと、花を植えていて…。

目次 1エピソード

感想・レビュー 2

澁谷さんの散文詩の心地よさ

 澁谷さんの小説は散文詩を読んでいるようなリズムがある。  そして言葉が、ゆったりと風に乗って運ばれてくる心地よさを感じる。  そして美しく気高い。  花をテーマにしたこの小説に、  「少女の正体は?

なにかとても優しく感じます…

子ども頃に刻んだむかしの場所、そんな忘れ去られた大切な場所を思い出す、ちょっと不思議で素敵なお話しです…